【大学院留学準備】大学院留学準備のスケジュール
みなさんこんにちは。
今回は、これから留学したいと考える方用に大学院合格までの、実際に私が経験したスケジュールをお伝えします。大学や年度によって違いはあるかもしれませんので、あくまで【2017/18】年度のスケジュールとして参考にしてください。
大学院出願準備のステップ
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大学院情報の収集(2015年10月~2016年2月)
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IELTSの必要条件取得(2016年1月~6月)
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推薦書の準備(4月~8月)
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Personal Statementの準備(7月~8月)
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出願(10月)
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合格発表(10月~12月)
以上が大まかな流れとなっています。次にそれぞれの詳細についてお話しします。
1.大学院情報の収集(2015年10月~2016年2月)
どこの大学院に応募するのかは、かなり時間を割きました。大学院を選ぶ際、留学を経験したからこそわかるポイントです。
①大学のWEBサイトを見て、自分が勉強したいコース・授業があるかを確認する
②THEやQSランキングといった、世界ランキングを確認する
www.thecompleteuniversityguide.co.uk
私が参考にしていたのは上記3つのHPです。ビジネスや言語といったカテゴリーごとに見るもよし、全体的なランキングを見るもよしです。ここで注意点が2つあります。
(1) ランキングの高い大学のほうが転職活動で聞こえがいい(場合あり)!
(2) Student Satisfactionが低い大学は何かしら問題ありの可能性が高い!
(2)に関しては私の経験談であり、クラスメートその他生徒も皆口を揃えて言っていました。The University of Edinburghの場合、イギリス国内のランキングで生徒の満足度が異常に低いですが、やはり低いなりの理由がわかりました(生徒へのサポートがない、授業の質が悪い等)。なので、ランキングを確認する際はぜひ満足度も考慮してください。
2.IELTSの必要条件取得(2016年1月~6月)
The University of Edinburghの必要条件はOverall 7.0でしたので、この点数を取得するまでに私は約半年かかりました。スコアの変遷、どうやって勉強したのか等は次回の記事でお話ししたいと思います。
3.推薦書の準備(4月~8月)
推薦書は大学にもよりますが、アカデミック関係者から2名、もしくはアカデミック1名+職場関連1名の場合もあります。The University of Edinburghはなぜかアカデミック1名で大丈夫でした。スケジュールに関しては、私の場合は合計で5カ月かけましたが、推薦書の執筆に4カ月かかったわけではありません。以下が具体的なスケジュールです。
4月:教授へ推薦書を依頼できるかの確認
5月、6月:動きなし
7月、8月:本格的に執筆
(1)推薦書の依頼は締め切りの数カ月前から始めること!
(2)推薦書の内容はポジティブに!
(1)に関して、やはり、大学時代に教授と仲良くしていなかった場合は推薦者を見つけること自体に時間がかかりますし、教授が忙しい場合は推薦書の執筆を断られる場合があります。私の場合、1人からは研究で渡米しているため断られています。なので、直前に推薦者を集められなくてあせらないように、また何事も事前に告知しておくことは礼儀としても大事だと思いますので、推薦書執筆依頼はかなり早めに声をかけて良いと思います。
次に(2)に関してですが、推薦書の内容は、できるだけポジティブに自分が何を大学時代に頑張ったのか(もしくは仕事でどう頑張っているのか)を記載してくれる人を探しましょう。あまりにも正直に「(受験者)は勉強に集中できないこともあったが…」みたいなことを書かれてしまうとマイナスになってしましますのでご注意ください。
4.Personal Statementの準備(7月~8月)
Personal Statementに関しては別記事に改めて記載しようと思いますが、私の場合は約2カ月弱かかりました。
5.出願(10月)
様々な大学を検討した結果、私は
1. The University of Edinburgh
2. The Univerity of Manchester
3. The University of Nottingham
4. The University of Southampton
以上4校に応募することにしました。全てMSc Marketingです。出願も全て10月1週目までに終えました。ここで重要なことが…
10月までに必要な書類を全て揃えること!遅くとも年度内!
この文章の通りです。だいたい10月前後にどの大学も出願の受付を開始します。ここで重要なのは、大学の担当者は書類を来た順にチェックし、来た順に合格を出すということです。なので、例えば10月1日に出せば100人空きがあるものが、11月には50人しか空いていなくて、その分競争率もあがるので書類の精査も厳しくなる可能性があります(上記の空きはただの例です)。できるだけ早く出したほうが得でしょう。
しかし、だからといってそれ以降に出すと不合格となるかといわれるとそうでもありません。できれば年度末までには出願したいですが、それでも年をまたいで応募しても合格したという話はよく聞きます。なので、書類が間に合わなくても諦めなくて大丈夫です◎希望のコースが定員に満たない限りはまだまだ可能性はあります!
6.合格発表(10月~12月)
皆さん誰でも合格発表はすぐに欲しいとは思いますが、早くて数日~遅いと2、3カ月かかることが予想されます。私の体験談では以下のスピードで結果が届きました。
1. The University of Edinburgh 合格:約2カ月強
2. The Univerity of Manchester (1度目)不合格:3日 (2度目)合格:1週間
3. The University of Nottingham 合格:約1カ月
4. The University of Southampton 合格:約1カ月
人によっては数カ月かかって「結果忘れられてるんじゃないの?」とか「遅すぎる!」と感じてしまうかもしれません。その場合は留学エージェントを利用しているならエージェント経由、利用していないなら直接担当者に連絡しても大丈夫です。ですが、はっきりした返事があることは期待しないでください。「今プロセス中だからもう少し待ってね」が予想される返事だと思います。あまりにも遅い場合は催促メールを、それ以外は気長に待ってみても良いかもしれません。
また、The University of Manchesterの2度目という文字には???となるかもしれませんが、こちらについては留学エージェントの記事でまたご紹介したいと思います。
終わりに
以上が私が体験した、大学院合格までのステップ&スケジュールです。ただ、仕事が忙しい方は準備にかけられる時間が少なくもっと長い期間が必要かもしれませんし、逆に時間に余裕のある方はもっと短く済む場合もあります。あくまで、私の目安は【約1年】でした。今の自分の状況を判断して、どれくらい日数がかかりそうなのかを逆算して、計画的に準備をすすめてください♪